開胸、開腹術後の肺合併症と看護計画

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外科病棟勤務で知っておきたい!開胸、開腹術後の肺合併症と看護計画

看護業務の中で外科術後の管理は非常に重要になってきます。

 

多くの開胸、開腹手術後に呼吸不全を起こす可能性があり、これを肺合併症と呼びます。

 

肺合併症を起こす原因として2つあります。

術前から持っている既存の肺疾患が手術を契機に増悪する場合
術前は肺疾患を持っていないが、手術後に呼吸不全を起こす場合

 

術後に呼吸器障害を引き起こす可能性が高い手術として、脳・心臓・肺・食道の手術、開腹術が挙げられます。

 

なかでも、
開胸術(肺切除術・食道手術)、開腹術(上腹部術)の術後に肺合併症の発生頻度が高くなります。 

 

術後肺合併症の原因として

・換気障害
・肺胞でのガス交換障害
・循環障害

この3種類に分けることが出来ます。

 

 

換気障害の原因

 

・麻酔薬や鎮静薬、鎮痛薬による呼吸中枢の抑制により1回換気量の低下

 

・術後の疼痛や腹帯や胸帯の過度のしめつけによる胸郭、腹壁の運動制限、横隔膜の運機能低下

 

・上気道および気管の狭窄・閉塞
上部気道の狭窄・閉塞の原因で最も多いのが気道内分泌物貯留になります。

 

その原因としては、分泌亢進、咳嗽反射の低下、横隔神経麻痺が考えられます。
舌根沈下、咽頭痙攣、声門下浮腫も上部気道の狭窄・閉塞の原因となります。

 

 

肺胞でのガス交換の原因

 

・無気肺
術後肺合併症として頻度が高く、術後48時間以内が多いです。

 

・肺炎
食道や肺手術などの開胸術後や開腹術後に発生しやすいです。

 

・肺水腫

 

・間質性肺炎

 

無気肺と肺炎は肺胞でのガス交換の原因として多くなります。

 

ですので、ギャッジアップや車いす座位などの早期離床が大切になります。

 

循環障害の原因

 

・肺血栓塞栓症
多くは手術数日後に、突然の呼吸困難・呼吸促拍・チアノーゼ・胸痛・冷汗で発症して、重症の場合には急激な意識消失・呼吸停止・ショック・心停止にまで至ることがあります。

 

 

術後肺合併症予防のための看護計画と一般管理

 

術後合併症予防のうち主なものは換気不全、無気肺、肺炎、肺血栓塞栓症の予防が重要になります。

 

術後の管理として

・モニタリング
・鎮痛
・理学療法
・ネブライザ
・気道内の吸引 自己排痰が不可能な時は気道内吸引が必要です。
・酸素投与
・胸腔ドレナージの管理

肺合併症の予防には胸腔ドレナージの管理が大切になります。

 

胸腔ドレナージの目的として
肺から漏れた空気や胸腔内の滲出液を胸腔から排出して肺を膨張した状態を保つことになります。

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